先日、アップルが自社の音楽ストリーミングサービス「Apple Music」で、ドルビーアトモスによる空間オーディオとロスレスオーディオへの対応を6月から始めると発表したのですが「空間オーディオ」ってなんでしょうね?

空間

これまでであれば、オーディオといえば、2つのスピーカーやヘッドフォンから音が流れることを前提とされていて、右と左のチャンネルに分けて音を伝送する所謂「ステレオ」だったのですが、次第に複数のスピーカーを配置し、それぞれから音を出すことで、表現の密度をあげるようになっていき、前後左右に4つ並べる「4チャンネル」やその4チャンネルにプラスし、中央に1つ、さらに低音専用のサブを用意して「5.1チャンネル」などというものが誕生しました。

わかりやすく言えば、サラウンドです。

さて、空間オーディオなのですが、次のオーディオの次元とまで言われていて、「3Dオーディオ」などとも呼ばれる技術で、空間上に音源を配置し、中心にいる自分にどう聞こえるかを演算で生成し、それを体験するものです。

 

 

空間オーディオとは?